安岡正篤 人生を拓く

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戦前から昭和にかけて、歴代の首相も頼ったと言われてる思想家である安岡正篤氏の提言をまとめた本。人間という存在が何のためいるのかというかなり根源的な問いに対する考えなど、ビジネスとか人間関係とかそういった枠組みを超えた「生きるとは」ということについて考えるきっかけを与えてくれる内容。

ただ、この方の思考や思想を理解しようと思うと本一冊じゃ意味がないと思われる。

何回も読んで、血となり肉となってはじめて意味が出てくるのかなと思うと、簡単にこの本について自分が何を思っているか書きにくい。とても奥が深い。

 

そのなかでも完結でわかりやすい、いい言葉があった。

「明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」

 

いつ死ぬかわからない今を一生懸命生きないと、いつ命が散ってしまうかわからない。

本のなかに、瀬戸山光男氏という代議士の方の死に際の話がでていた。死の直前になったときに、もう人生でやることをやったためこれ以上生きる必要とないと、清々しく話をしていたという。

きっと、それが全力で生き抜いた人の最期なんだというなと思う。

 

そんなことを考えて銀座をぶらつく3連休の最終日。