伝えることからはじめよう

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佐世保のカメラ屋からはじまり、年商1500億円の会社であるジャパネットたかたを創設した高田明さんの自伝本。地方のカメラ屋が、どうやって全国区の通販会社になっていったのか、その時社長は何を考えて行動していたのか。

 

1.商品の本当の魅力をお客様に「伝える」ことだけではなく、「伝わる」ことを本気で考えてる

ジャパネットが大きく伸びた理由はここにあると著者は言う。お客様にその商品の良さをどれだけ一生懸命伝えらえるか、同じ商品を販売していても、それが数字の伸びにつながる。

 

2.「今を生きる」ということ

著者は、先のことより今を頑張ることで未来を拓いてきた。変えられるのは過去ではなく、今から繋がる未来である。

「できないのは、まだ本気じゃないからでしょうか」という言葉に著者に生き様が凝縮されているように思えた。本気でやっていれば課題が見えてくる。挑戦しての失敗は失敗ではない。

 

3.経営者にとって大事なことは、ミッション・パッション・アクションの3つ。

理念であるミッションは変えてはいけない。パッションも失ってはいけない。ただ、アクションは時代に即して変えていくべき。

企業には30年寿命説があるが、それでは社会的責任は果たせない。適正な利益を100年以上出し続けて、税金を納めて社会に貢献していくことが、多くの人に喜んで頂くことではないかと。

人も企業も人の役に立ってこそ存在意義おを見いだすことができる。

 

かずある自伝本のなかでも、この本はとても読みやすい。

それは著者の気持ちや考えを読者に「伝えよう」としているからではないかと思う。

人に伝えるためには、伝えるための考えがないと伝わないが、それを何年も続けてきたからこそなのかだろうか。

小手先のテクニックではない一生懸命さは人に伝わることを再認識させる。