宝くじで1億当たった人の末路

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最近、電車の広告で見るこの本。「末路本」というものらしい。

タイトルの通り、宝くじで当たった人がその後どのような人生を送っていったのかを辿ってみるという内容や、事故物件を借りた人がその後どうなったかなど、稀な経験をしている人たちのその後を追っている。

タイトルのインパクトで買ったこの本、やはり1番は先頭の宝くじで当たった人の話である。

 大金を手にした人間が、どのように破滅していくかの内容はなるほどと思える。

 

この本のおもしろいところは調査対象の切り口。キラキラネームの人がその後どうなるかなんて気になるけど、調べようとは思わない。ただ仮名でもいいので、もう少し具体的ストーリーがあると引き込まれるなぁというものがあった。

 

正直、大半のストーリーはタイトルで結論が見える気がしなくもない。

バックパッカーが日本に戻ってきたらどうなるか、学歴のことだけを考えてただ留学をした場合はどうなるか、教育費がやたら高い教育費熱心の家はどうなるか。ただ、実際にこのような人生を辿っている人間なんて早々会えるものでもない。いても人間は自分の負の話などしたがるものでもない。

 

他人の人生をチラ見できる、それが「本」という存在の醍醐味であり、この本の良さだと思う。

 

男たちへ

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今回はエッセイ集を読んでみる。

著者は塩野七生さん。歴史小説作家である著者が、海外生活の経験を経て感じ男に対する考え方をまとめた内容になっている。

やはり世代格差というべきか、多少は個人的にそうか?と思う箇所もあるが、きっとかっこいいか、憧れる対象というのはいつの時代も変わらないのだろうと思わせる内容であった。

以下、良い内容だなと感じた箇所を抜粋。

 

・女は結局のところ、頭が良いのが最高なのだ

第1章で書かれた文で、何人もの女性を見てきた日劇ミュージックホールの親玉が言った言葉。

著者はこれを男女に入れ替えても同じと言ってる。何事も自らの頭で考え、それにもとづいて判断を下し、ために偏見にとらわれず、なにかの主義主張にこり固まらず柔軟性に富み、鋭く深い洞察力を持つ男が最高の男。つまり自分の哲学を持っている人間。

 

・人間というものは、いかに心の中で思っていても、それを口にするかしないかで、以後の感情の展開が違ってくるものである

一種の暗示であるかもしれないが、口にすると自分の言葉が耳から入ってきて自分の脳に影響を与える。「好き」という言葉も口に出してみると余計にそう思ってしまう。これはちょっと使える技かもしれない。

 

・恋愛は、凡人を、善悪の彼岸を歩む者に変える。

戦争と平和」という本のナターシャを引き合いに出しての内容。女性にとって恋愛とは自分のなかにある生命力に目覚めることらしい。恋愛関係となる豹変する人間を端的に表現した内容だ。

 

人生の経験が豊富な女性が書くエッセイは、まだまだ青い小生にとっては、考えたこともない考えがあることに気づく。エッセイという分野の面白さに気づかされた本だった。

お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?

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成功哲学本を久しぶりに手にとってみる。

 

この本は、資格を取得しても、セミナーに通って勉強したとしても時間とお金を無駄にした経験があるでは?という問いに対して、成功するために必要な”学び”とは何かをまとめた内容になっている。

学んだ人が必ず成功しているわけではないが、成功している人は例外なく学びに貪欲であるという。

以下、本書の内容で気になったところをピックアップする。

 

・「失敗学」を学ぶことを勧める理由…先人の失敗に学んで、失敗の回数や確率をさげていくというのが、学びのじゅうような要素。

・億万長者マインドを持つ人は自分に可能性を見出す。貧乏マインドはその逆。

・成功の核心である「目標」を立てる…意識して行動するかしないかとも重なる。目標を軽んじているないか、設定方法がわからないのか、失敗することを恐れてるのか、否定されることを恐れていないか

・ジムロジャースの言葉「若者が節約し、正しく投資する1ドルは、後に20倍になって返ってくる」

・目標の中締め:大きい目標も小さい目標でコツコツがんばること。

・ジェイ・エイブラハムの言葉「1つひとつの要素をきっちりと数値化して把握することで、機会や損失や無駄が見えてくる

・誰と時間をともにするか:億万長者の側には億万長者がいる。貧乏の側には貧乏がいる

・ウォーレンバフェットの言葉「習慣という名の鎖は、抜け出せないほど重くなるまで、軽すぎて存在を感じ取ることができない。

・学びをお金に換えるとは、つまり「豊かな人間になる」ことと一体関係にある。

・豊かな人間とは、高い問題意識、高い解決意欲、他者に寛容であること

 

こういった類の成功本は、そりゃそうだよなと思わせる内容がほとんどであり、引用されている本もだいたいは同じになるので似たような内容になる。どの成功哲学本も、目標を立てることの重要性を説いている。

 

内容に真新しさがあるかというとそうでもないが、やる気を上げさせてくれる。

本書のなかにも行動することがいかに大事か書いてあったが、行動を起こすように促してくれる力はあると思う。

 

私も読んだだけではなく実際に動かなくては…

 

 

新・独学術

f:id:knight76:20170625171410j:image三菱商事MBAを取得してマッキンゼーで働いたというエリートで著作が、ビジネスパーソンとしてパフォーマンスを上げるために知識を増やし、論理力を磨くにはどうすればいいのかを書いた本。

 

知識を増やすために、効率的なのが大学受験の参考書を利用する方法。

どんな本より知識を体系的にわかり安くしているのは参考書であり、また問題を解くことでその知識をアウトプットして覚えようになる。

 

〜内容よりピックアップ〜

ビジネスパーソンとして政治や経済の内容の理解は、必要不可欠。

なぜなら自分の事業と関係をしてくる可能性が十分にあるからだ。日経新聞を見てだいたいのことはわかるかもしれないが、本当に理解しているかどうかといったら微妙なところ。だが、知識があればその本当の内容も理解できる。

また、必要な知識は政治や経済だけではない。倫理といった心理学的、宗教的内容というのはグローバルな環境においてはなくてはならない。

 

自分の考えを表現するのには、小論文の体系的な知識が役に立つ。シンプルかどうか、接続がおかしくないか、無駄な形容詞はつかってないかとった内容は文章を作るうえでおさえるべきポイントである。

 

独学をすすめるうえで続けることが大事なこと。

目を動かすようなもの、知識詰め込み型=週末

手を動かすもの、英語とか毎日しなくてはいけないもの=毎日の5分

 

今、あえて大学の参考書を読もうって内容は他にはあまりないから新鮮だった。

ただ、本書のようにエリートの方が書いた内容であってもどこか真新しさはないというのは、きっと勉強するということは方法の如何によって決まるのではなく、継続の可否につながるやる気の問題が大きいのではないかと感じる。

小学生や中学生くらいから、なんで学校で勉強しなきゃいけないのかと質問を受けたとしても、この本を読んでいれば、すんなり納得してくれるでしょう。

 

 

 

なぜ投資のプロはサルに負るのか

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人気ブロガーである藤沢数希氏が投資について書いた本。

 

投資に対する考え方は人によってかわるものかもしれないが、著者の考え方は非常にシンプル。

 

『「期待リターンとリスクの形を考えて賭けるのかどうか、そして賭けるとすればいくら賭けるのか」を決定するプロセス。』

 

投資も投機もギャンブルも、上の言葉だけ考えたら同じことになってしまうが、投資•投機とギャンブルの圧倒的違いはリスク。一回ミスをした資金がなくなるギャンブルは割に合わない。

投資が推奨される理由は長期の方が手数料などかかる経費が少ないから。

つまりは 、株への投資も為替への投機も、パチンコでのギャンブルもリスクとリターンの割合を考えた確率のゲームということになる。

 

今お金をつっこんで、いくら儲けいて、最悪いくら損をするのか。また勝つ確率はどれくらいか。要はここが肝なわけ。

 

もうひとつ大事な話が、ファイナンス理論。

今の価格が将来のいくらになるのか確定拠出年金とはまさにここと直結する。

 

 

言葉にできるは武器になる。

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内なる言葉を鍛えないと、どんな言葉を話しても重みがなくなる。

内なる言葉とは自分の意志のことであり、この意思を育てること、思考を深化させることで、相手を納得させることができる方法である。

 

では、どうやって内なる言葉を鍛えるか?

①まずはどんなとき、どんな内なる言葉が浮かんでくるかを意識する。

②それを書き出す。なぜ、それで?、本当に?を繰り返して解像度を上げる。

③書き出した考えをグループ化

④視点拡張し、抜けている考えを探す

 

内なる言葉をはっきり認識し、語彙力と解像度を上げる。そして内なる言葉がはっきりした段階で、外に向かう言葉の型を知り、自分の思いを外に伝えることができる。