築地と豊洲の間から

東京湾沿いから、趣味の読書と食べ物について書いてみます。

勝つ投資 負けない投資

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個人投資家機関投資家と比較した際に、どこを強みとして挑むことができるのか。

投資家になるとはどうゆうことか。

 

機関投資家の弱点

・機動力のなさ。透明性と説明責任が発生するためルールが多様。

流動性に乏しい銘柄には投資しないということもあげられる。

・フルインベストメントの原理。現金の保持率は決まっている、常に運用し続けなくてはならない。

 

戦艦(機関投資家)が動く前に駆逐艦個人投資家)は動きやすい。

 

・大きく儲けたい、楽して稼ぎたいという発想からやり方を決めるのはよくない。

・割安な株に投資をする、ただし割安な定義は時間とともに変遷する。

決算短信で出てくる数値は最も分かりやすい。

・投資している企業の成長ストーリー(業績予想)が変わらない限り、企業価値(目標株価)は変わらない。よって足下の株価が下落しているかといって、見方が変わることはない。

・株価は別の言葉でいうと、時価総額企業価値

キャッシュフローから導き出される理論株価に対して、割高なのか、割安なのかを議論すべき。

・投機=確率にお金を投じること、投資=価値にお金を投じること

・リスクとリターンの考え方。振れ幅がないところから得られるものは何もない。

日本株、特に中小型株などは、ウォッチしている投資家が少ない。情報の効率性が低い状態で放置されている銘柄が多数ある。

・情報が非効率なところで戦った方がリターンを得やすい。

・情報が非効率な状態で投資を行ない、多くの投資家が注目するようになったら売却。

 

○財務諸表の簡単な確認ポイント

損益計算書:売り上げ、営業利益

貸借対照表:資産の部は、棚卸在庫、売掛金。負債の部、短期・長期借入金、資本の部、ネットDEレシオ(短期・長期借入金ー資産の現金/資本の部)

 

市場には、ブル(強気)とベア(弱気)がいるが、カモという存在もいる。

 

 

 

残酷すぎる成功方法

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タイトルだけ読むと、ありきたりな成功哲学本のように思えるが、この本の良いところは学術論文で裏付けされた確率の高いものであるということ。数々の参照例があるため、全体のページはかなりぶ厚め。ただ、内容はとても参考になるものが多いためスラスラ読める。

個人的に気になるポイントをまとめてないが下記にピックアップした。

 

序章:なぜ、「成功する人の条件」を誰もが勘違いしているのか

・本当のところ、実社会で成功を生みだす要素はいったい何なのか

・何をもって成功と定義するかはあなた次第だ。

・「いい人は勝てない」のか、それとも「最後はいい人が勝つ」のか

・自身こが勝利を引き寄せるのか?自信が妄想に過ぎないのはどんなときか?

・仕事量がすべてなのか、ワーク・ライフ・バランスを考えた方がいいのか?

こうした成功にまつわる神話を検証する。

 

第一章:成功するにはエリートコースを目指すべき?

・ルールに従う生き方は、成功を生まない。良くも悪くも両極端を排除するからだ。

・ウィンストンチャーチルはイギリスの首相になるはずがない男だった。

・偉大なリーダーの条件は何だろうか?

・第一のタイプは、チェンバレンのように政治家になる正規のコースで昇進を重ねる

・第二のタイプは、正規のコースを経ずに指導者になった「ふるいにかけられていない」リーダー

・なぜ怪物の一部は有望となり、ほかの怪物は望みなしに終わるのか。なぜ一部の人は才能ある変人となり、ほかの者はただの変人で終わるのか。

・実社会でどんな人でもできる「増強装置」の使い方

・人生でもっと成功するために、この理論をどう役立てたらいいでしょう?

・まず第一に、自分自身を知ること。汝自身を知れ。

・自分が得手とし、一貫して臨んだ成果が得られているものは何か?

・第二のステップとして、「自分に合った環境を選べ」

・私たちが”池”を賢く選択すれば、自分のタイプ(ふるいにかけられた/かけられていない)、強み、環境(コンテクスト)を十二分に活用でき、計り知れないプラスの力を生み出せる。

 

第2章:「いい人」は成功できない?

・人を欺きルールを破る人間の方が成功するのだろうか?世の中は公平だろうか?いい人は成功できるのか、それともカモにされるのがおちなのか?やはり「正直者はばかを見る」のだろうか?

・人々を対象に成功をもたらす要素は何かと尋ねれば、「努力」という回答が一位になる。ところが研究によると、それは大外れだという。

・仕事を順調に維持している者、仕事を失った者の双方を調査した結果、次の教訓が得られた。上司を機嫌よくさせておければ、実際の仕事ぶりはあまり重要ではない。また逆に上司の機嫌を損ねたら、どんなに仕事で業績をあげてても事態は好転しない。

・誰かが親切すぎると、その人物はきっと能力が低いのだと推測する傾向がある

・働きに見合う給料をもらっていないと感じていることも、心臓発作のリスクを高める。

・行いには「良いこと」「悪いこと」「みんながやっていること」の三つがある。

・ある調査で、職場、運動チーム、家族等、さまざまな関係で周囲の人に最も望む特性は何かと尋ねたところ、答えは一貫して、「信頼性」だった。

・「マッチャー(与えることと、受け取ることのバランスを取ろうとするタイプ)」と、「テイカー(与えるより多くを受け取ろうとするタイプ)」は中間に位置するという。ギバーは成功に最も近い位置と最も遠い位置の双方にいた。

エビデンスからわかる最強の対人ルール

・1.自分に合った”池”を選ぶ

・2.まず協調する

・3.無私無欲は聖人ではなく愚人である

・4.懸命に働き、そのことを周囲に知ってもらう

・5.長期視点で考え、相手にも長期的視点で考えさせる

・6.許す

 

第3章:勝者は決してあきらめず、切り替えの早い者は勝てないのか?

・楽観主義者と悲観主義者では、世界の見方に天と地ほどの開きがある。セリグマンはそれを「説明スタイル」と呼び、永続性、普遍性、個人度という3つのによって説明した。

・恐怖に耐えて生き続けられる者は、生きる意味を見出してる者だと悟った。(アウシュビッツの話より)

・周りを照らす者は、自らを燃焼させなければならない

・子供が家族史を知っているかどうかが、最も有効な指標になることを発見した。ストーリーの拠り所になるからだ。

・ストーリーがあなたにとって有意義でさえあれば、それが協力な励みになる。

・では、どうやって自分なりのストーリーを見つけるか?とてもシンプルな方法がある。それは自分の死について考えることだ。

・「自分の死がそう遠くないと意識することは、人生の折々に重大な選択をするときに、最も役立つ判断基準になった」

・自分のストーリーを編集したら、次にどうするべきか?役を演じ切ることだ。

・「いい人になる前に、いい行いをする」

・「我々は、表向き装う者になっていく。だから何者を装うかに慎重を期する必要がある」

・「騎士になりたければ、騎士のように振る舞え」

・仕事はなぜ、面白くないのだろう?じつはその答えは極めて単純だ。今日私たちの知っている仕事はつまらないゲームだからだ。

・生活にゲームの仕組みを活かせば、退屈な瞬間を愉快なものに変えられる。これを応用すれば、私たちは俄然仕事に打ち込めるようになり、人生でも成功をおさめられるだろう。

・1.勝てること(winnnable)

・2.斬新な課題(Novel)/仕事を面白くするには、課題を加えること。その行為に意味を持たせ、没頭するには、自分たちの爪痕を残したい。

・3.目標(Goal)

・4.フィードバック:各企業内での調査によると、社員に意欲を起こさる最善の方法は、毎日の仕事で、容易に進歩が得られるようにすることでした。要するに、すぐれたゲームはたえず直接的なフィードバックを与えることにより、人々にプレーを続けさせる。

・もしあなたが1日1時間の訓練を積んだら、計1万時間に到達するには27.4年かかる。ところがあまり重要でないことをあきら、1日4時間特訓するなら、6.8年で1万時間に達する。この差は大きい。

・自分が最もやりたいこと、自分、あるいは周囲の人も、最も喜びをもたらすこと、そして最も生産的なことなのです。

・運のいい人の性質:彼らは直観に従い、前向きにものごとを試す。それが直観を研ぎ澄ます。

・人は「やらなかったことを最も後悔する」ということわざは真実である。

・目標を夢見た後にこう考える「夢を実現する道のりに立ちはだかるものは何か?それを克服するにはどうすればいい?」

・WOOP(心理対比)W(wish),O(outcome),O(obstacle),P(plan)目標に適用できる法則

 

第4章:なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか

・飲酒が収入の増加をもたらす。飲酒=社会活動、社会関係資本の増加

・会社は従業員採用時にネットワークの規模を重要視した方がいい。

・お金を稼ぐ:外向的>内向的

・1万時間の法則:内向的な人の方が達成しやすい

・優秀な人はIQが高いかではなく、内向性である

・友達とは自ら選んだ家族なのである

・有能だが不愉快な人より、気が利かない優しい人と働きたいと思う

・友達つくりを「やりたいこと」から「必ずやること」に格上げする

・自分が入るグループは賢明に選ぶべき。

・何等かの分野第一人者になるには、方法は一つ。よきメンターにつくこと。

・論争をなくしいい結果を得る4つのルール

1.落ち着いて、ゆったりしたペースで話す

2.傾聴する

3.相手の気持ちにラベルを貼る

4.相手に考えさせる

・感謝こそ幸福をもたらす最強の兵器であり、また、長続きをする人間関係の礎。

 

第5章:「できる」と自信を持つのには効果がある?

・リーダーシップの秘訣はその役になりきる、演技をすること

・他者を欺くものは、自分も欺くようになる

・謙虚の利点:現実の把握、傲慢にならない⇒ネガティブにも意味はある。

・成功=楽観と悲観のハイブリッドが必要

・自信にかわる概念=セルフコンパッション(自分への思いやり)

・自分の失敗とフラストレーションを認める

・自信のジレンマを解決する

1.自分を信じること以上に許すこと

2.自尊心を自然なレベルに

3.それでも高めたいなら獲得/小さな勝利の積み重ね

4.インチキはしない

 

第6章:仕事バカ…それともワークライフバランス

・人並みはずれた精勤ぶりは至福をもたらすか、結論はイエス

・何かを達成した人は目標に向けて人生全体を体系化し、没頭する必要ががある。

・企業で成功する秘訣「活力とスタミナ」

・人には限界がある。バランスとれた豊かな人生を築くには自分のキャリアに加えて支えになる最愛の人々が欠かせない

・遊び心と陽気さは仕事と相関関係。いやそれ以上。

・給与や昇進より、楽しい職場で働ける方が重要。

・仕事量が増加すると質に支障がでる。同時に生活の質も下がる。

・80:20の法則(ピータードラッガー)利益の80%は20%の顧客。

・時間ではなく、エネルギーことすぐれたパフォーマンスを生み出す基本通貨。

・成功の定義が必要。人生で何を望んでいるのか。

・幸福の想定値

1.幸福感=楽しむ

2.達成感=目標を達成する

3.存在意義=他者のためにやくにたつ

4.育成=伝える

 

・計画=これが一番重要。(チンギスハンの話)

・ストレス軽減方法=計画を立てること。

・自分でコントロールできることがストレスレスになる。

1.時間の使い方を調査する/一番効率が悪い時間はいつか?

2.上司と話す

3.TODOリストの落とし穴にきづく。すべて予定表に落とし込む。

4.自分がおかれた状況をコントロールする。

5.1日を首尾よく予定した時間に終えよう。

 

・最も大事なこと「調整すること(adjustment)」

・どんな人間か、どんな人間を目指したいかの2つを加味してバランスをとること

 

成功の定義は自分でしなくてはならない。

それはお金だけが全てではないこともこの本では紹介している。

汝己を知れ、これが全てのスタートであり、全ての答えでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未必のマクベス

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本を選ぶときの基準は、本屋に行ってなるべく目立つように置いてある本を選ぶようにしている。それが一番良い本に会う確率が高いからだ。そして特に小説を選ぶ際にはこの手法を重んじるし、本屋によってどの本を強調させるかは全然違う。

 

六本木のブックファーストをたまたま通ったとき、目に入ったのがこの本。

やけにお店のPOPが目に入って気づいたらレジに並んでいた。

 

ICカードを販売する企業を舞台に、ちょっとした偶然から海外のグループ会社に出向になる。その会社は仕事をせずにお金だけが流れている半ばペーパーカンパニーにようなところであった。その会社の秘密を解いていくうちに、自分の高校時代の思い出が関係していることがわかっていく。

 

現実的には有り得なさそうな話ではあるが、もし仮に自分が主人公の立場であったときにどのような行動をとるだろうか。働いてるからこそ、ちょっとリアリティを感じてしまうこところがある。

 

昔から「女とお金には気をつけろ」と言われて育てられた。それは性格も変わるし、友人も無くしてしてしまう可能性があるからだ。まさにこの本は「女とお金には気をつけろ」を象徴したような内容であった。

途中から話が一気に飛躍する感じは、主人公の感情、性格を別人にしている。次の流れが気になりするぎて文庫600ページはすぐに読破できた。

 

好きな人のためには、尋常とは違う行動をとってしまうものだ。それが20年来の初恋の人の依頼だったら余計にそうなる。流石に犯罪まではいかないと思うが、みんな同じような経験があるのではと思う。

 

10年前の高校の記憶は徐々薄れているし、同じような立場になったとして初恋の人をここまで気にすることもないだろうと思うが、「もし」自分だったを考えさせられる小説は、とても良い本なんだと思う。

 

 

 

 

10%起業

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フレキシブルな働き方の多様化、副業OKになりつつある最近の風潮に「10%起業」という考えを提案するのがこの本。

 

今の仕事を生活の軸に置きながら、自分の時間と資金の10%を充て込み別の仕事のしてみるというもの。決してメインの仕事を蔑ろにせず、できることから始める。副業のための指南書のような内容。

少し前の起業のイメージは、今の仕事や生活を犠牲するようなハイリスクなことであった。一か八かな人生にするより、今の生活に新しい仕事を追加追加させるようなイメージであり、人生のポートフォリオ化を促す。

 

10%起業家には5種類に分けられる。

1エンジェル…個人投資家

2アドバイザリー…知識と経験を提供

3ファウンダー…新規事業立ち上げ

4マニア…経済的な目的とは別に、その対象が好き

5110%起業家…起業家がさらに起業をする

 

資金があれば1になれるし、知識があれば2になる。3は時間、資産、知識が必要であり、自分が持っている資金、時間、知識をどうやって使うかがこの10%起業のポイントになる。

その3つを最大限に利用する方法はないか、またそれらをどう組み合わせるか。

これに追加して人脈が大事である。

 

と、ざっくりこんな内容であった。

 

この本が与えてくれるのは具体的なアクション方法というより、今の仕事だけで満足せず、自分の未来の選択肢を増やすために自分の持っている価値を利用して他のこともしておけという考えをくれることだと思う。

これは決して個人に当てはまることでなく、企業内でも同じことが言える。今の事業をメインとしつつも、10%は新しいことに投資する。

 

まずは自分の時間と資金が何に使用されているか、強みである知識を何に活用できるか現状分析。制限なく、やりたいことを考えてワクワクして目標を考える。

あとはそれをどうしたら行動できるか動く。

 

ビジネス本の多くは考えは様々ある中で本質は似ているような気がする。

そしてメンタルを励ましてくれる内容が多いため、やる気を維持するに必要かなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プログラミング入門講座

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文系男子が最もとっつきにくい分野の一つ、それがプログラミング。

なにができるかは置いといて、イメージとしては英文と数式が黒画面でごちゃごちゃしているといったところがだろうか。確かにこれだけ見るととんでもなくとっつきにく。普通に過ごしていたら関わらない。

私もそんな一人だった。しかし、とあることがきっかけで興味を持つようになった。

私が普段働いてる水産業界というのはとにかく時代から取り残されている。築地市場が50年くらい前の姿そのものだが、仕事のやり方もほぼ同じくらい古い。マンパワーが全てといったところ。

FAXでしか確認できない発注書、ベタ打ちでしか機能していないPC…気合いが全ての業界に何か変革を与えることができないか。

そのときにこの本を読み、もしかしたらそれらを解決するのはプログラミングなんではないかと感じたのだ。

 

プログラミングの大きなメリットは5つあるという。

①新しい「考え方」を習得できる
②世の中の仕組みを理解する
③論理的思考力の向上
④問題解決力の向上
⑤アイデアを実際に形にできる

 

PCに強くなるだけではなく、論理的思考法がつくというのが売りらしい。

ただ一番大きいは「アイデアを実際に形にできる」ことだろう。

 

今は漠然と、効率が悪いとしか思えない業界に、何か画期的なアイデアを思いつくことができれば、もっといい仕事ができるんじゃないか。何かそんな淡い期待を頂いてしまう。

 

本書によると最近は教える教材が充実しており、小学生でもわかるらしい。

 

・hour of code

・lightbot

・scratch

・codemonkey

・swift playgrounds

これらがオススメの教材のようだ。

 

ここ最近は、何かとAIとか機械学習とか新しい技術が発展してるように思うが、すべてのスタートはプログラミングである。英文と数式に負けずに果敢に挑むことが、これからの時代を生きていく力になるんではないだろうか。

 

現代の帝王学

一般的な学校ではまず習わない学問、それが「帝王学」。

かなり圧力が強めなこの学問は一体なんぞや、ということから今回はこの本を選んでみました。

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一言でいうと、「権力の学問」であり、「エリートの学問」だとのこと。

中身も圧力がすごいし、かなり敷居が強め。

ただ読み進めていくうちに、この学問が権力を持った人ではなくても、エリートではなくても知っておくべき哲学に準じた思考であることがわかる。孔子安岡正篤ドラッガーなど古今東西の英雄や著名人のエピソードを絡めて、集団のトップに立つべき人間がどのような考えや思考をしていたのかがわかるのはとても興味深い。

 

この本は以下の3本柱から構成される。

①原理原則を教えてもらう師を持つこと

②直言してくれる側近をもつこと

③よき幕賓を持つこと

 

出会う人に恵まれよ、といったところでしょうか。

この3つをクリアするためには知識や金銭といったものより、付き合うべき人間の見極めやその本人が放つオーラともいうべきものに左右される。曖昧ながらかなり奥深く、これ!というべき答えもない。

学校の科目になったらテストが成り立たないだろう。

 

ベースとなっているものは安岡正篤の考えで、「胆識」が大事だと綴っている。知識だけでは意味がない。知識と精神的活動が結びつき見識になり、それを実践する判断力を持ったときに胆識になるという。

 

「つまらない本を100冊読むよりも、優れた本を100回読んだ方がはるかにためになる」「百冊の本を読むより百人の人間に会え」

書いたらきりがないくらいの格言が散りばめられていて、印をつけるときりがなくなるが、印がなくても覚えてるくらい、またそれが実際に行動に移せたときにこの本を読んだ意味が見出せるのだろう。

 

記憶力の悪い私は100回で済むだろうか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シングルタスク

日本で働いてるビジネスマンのほとんどが、1日に多数の案件を抱えて仕事をしているのではないだろうか。担当するお客様が多ければ多いほど同時進行で対応しなくてはならない場面が増える。言わば、マルチタスクでの仕事が当たり前とも言える環境だ。

私もその一人で、1日に何件もの対応に追われ気づけば夕方、ちょっと気を抜くと深夜になる。

ただ、果たしてその働き方は本当に効率良いものなのか。私たちが行なっているマルチタスクでの対応ができれなければ仕事ができないという烙印を押されてしまうのだろうか。

 

こういったマルチタスクに対する仕事の姿勢が本当にいいのか疑問を問いかけ、ひとつのことだけに取り組みシングルタスクを提唱しているのがこの本。

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著者は自身の経験から、同時に仕事をこなしそこそこの結果にするより、1つに集中して確実な結果を残すべきだと考え、それを「一点集中術」と言っている。

 

何かに取り組んでいるときには、それ以外は気にしない。電話が入ったり、上司の依頼がきても、優先順位を把握して無理なときは無理ということ。

自分が今日1日、何かに集中して取り組まないといけないのか、シングルタスクを意識すると1日を振り返った際に1日何してたんだっけ?ということはなくなる。

 

1日に1つの仕事しかしないことをシングルタスクというのではなく、1つの仕事に集中して取り組みことをシングルタスクというのだと思う。

そして、その集中するためには身の回り環境や習慣を変える必要があり、それをどうすればいいかのヒントを与えてくれている。

 

もっと効率的に、さらに成績をあげるための考え方の鍵がちりばめられたような本だと思う。